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昭和93年12月31日のポリリズム

ポリリズム(英: polyrhythm)は、楽曲中、または演奏中に、複数の異なる拍子が同時進行で用いられている音楽の状態の事である。ポリリズムのポリは「複数の」なので「複数のリズム」を意味する[1]。

ポリリズム - Wikipedia

Perfume 7th Tour 2018 「FUTURE POP」 カウントダウン公演

20:45

Perfume登場。
いきなりお客さんの前で紅白リハーサル。
紅白では『Future Pop』とある曲とのメドレーと事前に報じられていた。

ポリリズムか?
チョコレイト・ディスコか?

 

聴こえてきたのは『エレクト・ロワールド』。

 

まさか。


エレワはPerfumeブレイク前の2006年にリリースされオリコン最高77位の曲。
でもライブでは毎回必ず歌って盛り上がる、Perfumeにとってもファンにとっても大切な曲。
それを12年の時を経て紅白で歌う。

 

まさか。

 


既に興奮を抑えきれない。

リハ後、お客さんの声援に本番前から泣くあ~ちゃんw

それみてもらい泣きしそうになる僕。

 

21:00

DA PUMP 『U.S.A』。
会場から自然と沸き起こる手拍子。
イイねダンス👍に加え「FuFu~♪」の掛け声。

いきものがかり 『じょいふる』。
Perfumeタオルを振り回す。

超楽しい。

 

21:15

紅白の中継直前。
Perfume(というかNHK)から「NHKさんは盛り上がってる様子が欲しいみたい」と注文。

ああ、そうか。

今こそPerfume元気玉を届けるときだ。

 

21:30

紅白本番。

エレワの間奏。
あの掛け声は凄まじかった。
今まで感じたことのない一体感。
Perfume本人でもないのに、ただのファンなのに、感動した。

紅白に1/12000として参加できた。

少しでもPerfumeのチカラになれた。

Perfumeと年越しを共にしている。

 

23:40

Perfume自身11年ぶりのカウコン。

2018年の最後に選んだ曲はポリリズム

 

思わず「おぉっ」と声が漏れた。

 

よくわからないけど感動した。

 

11年前、Perfumeをブレイクに導いた曲。

Perfumeが初めて紅白で披露した曲。

僕がPerfumeを初めて知った曲。

 

第69回NHK紅白歌合戦

1月1日。

録画した紅白を見る。
サブちゃんの『まつり』で既にお腹いっぱい。
これ以降のアーティストがオマケにならないか?
なんて心配していたら、ユーミンで感動して泣く。
もうこれが大トリでいいくらいの満足感。
と思いきや星野源と米津玄師が時代を更新する。
さらにMISIAが『つつみ込むように…』を歌ったり、
石川さゆり布袋寅泰ベテランふたりが誰よりも挑戦的なパフォーマンス。

 

 

そしてサザン。

桑田佳祐ユーミンとの芸能史に残る掛け合い。

すげぇもん見た……

自分がPerfumeのライブで横浜にいたころ、4000万人は紅白を見ていた。

昭和と平成のポリリズム

ひとり元旦の夜に余韻に浸っていたが、ちょっと待って欲しい。
本当にこれでよかったのか。
平成最後の紅白の〆が、昭和の曲で終わる。

そんなときにちょうど年末に読んでいた『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』を思い出した。

昭和三〇年代までは「昭和」が世界の前提だったのです。この日本でしか通じない「昭和」でイメージされていた時代までは、日本という国民国家がおおむね、生きる世界のすべてだった。自分が生きる世界というものを直感的にイメージするとき、国民国家が参照されていたわけです。  
しかしグローバルな世界を意識し始めた時には、もう日本のローカルな年号では、自分たちの時代を表現できなくなってくる。「一九八〇年代」という言い方をするしかなくなってくるのです。  

言われてみれば、平成10年代と言われてもどんな時代か思い出せない。
でも、90年代、00年代、10年代ならすぐにわかる。

そういえば僕の親は、「『平成15年』より『昭和78年』のほうがわかりやすい」なんて言っていた。
平成という時代は意識されなくなり、
昭和との境目はぼやけ、
昭和の延長線上に平成があった。

だから、
ムリヤリ“平成最後の紅白”と銘打つなら、
昭和もひっくるめて総括するのは当然だった。

 

平成30年の紅白歌合戦は、昭和93年の紅白歌合戦だった。

 

昭和と平成はポリリズムしていた。

 

2019年

新しい時代がはじまるなら、
Futrueの先陣を切るのがPerfumeだったら嬉しい。