がーくんのブログ

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2018年1月に読んだ本 『超AI時代の生存戦略』など4冊

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超AI時代の生存戦略 ☆☆☆☆☆

 

個人的に日本一頭がいいと思っているのが落合陽一さん。
とにかく科学・哲学・テクノロジー・アートと多岐にわたって博識。

この本は彼の思想を語っているプロローグとエピローグがバツグン。
逆に本編はハウツー的な内容でイマイチ。

クリエイティブに生きろというあいまいな主張を否定し、計算機親和性を上げて機械を使う側になれと説く。
ポスト真実の虚構と現実が混濁した時代、もはや現実よりも虚構のほうが強いかもしれない。
この考察は『サピエンス全史』と通ずるところがあって興味深い。

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 ☆☆☆☆

毎年リリースされるこのシリーズ。
1年に1冊読むことで世界情勢をザクッとおさらい。

トランプがTwitterを使う理由、ロシアとトルコの関係、メキシコでなぜ麻薬戦争が起きるのかが参考になった。

完全無欠の賭け―科学がギャンブルを征服する ☆☆☆

 

ギャンブルには完全なランダムではなく、人の手が入った「制御されたランダム性」がある。
そこにコンピューティングやウェアラブルバイスを駆使してつけ込み、儲けようとする人のお話。

僕は競馬が好きなので、香港競馬でシンジケート競争が激しい理由が面白かった。

ベッティング市場・金融市場と生態系の共通点やロジスティック写像の話は経済物理学の一端に触れている感じがして興味深い。

スポーツをテクノロジーする ☆☆

 

著者が本を書き始めてから取材した内容が多くちょっと浅いかなという印象。

この手の本で水着やシューズなどの道具について解説するのはあるあるだが、アンツーカーに着目したのは結構珍しい。