がーくんのブログ

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【書評】アカマイ 知られざるインターネットの巨人

 

このブログもアカマイによって配信されているかもしれない。

数か月前から積読していたの本で、なぜこの本読もうと思ったのか忘れちゃったんだけど、この本を知るまでアカマイという会社をまったく知らなかった。

「顧客のデータをインターネット上で迅速に配信することに特化した多国籍企業

アカマイはひとことで言うとこんな仕事をしている。

もう少し詳しく言うと、アカマイは世界中92カ国に15万台ものサーバーを分散配置し、ユーザーが最寄りのサーバーからデータを受け取るよう交通整理している。

例えば、www.example.comにアクセスしようとしたときそのサイトのサーバーが近くにあればいいけど、大抵は海の向こうにサーバーがある。アカマイはユーザーの近場にキャッシュサーバーを持っていて、ホントのサーバーではなくキャッシュサーバーのIPアドレスを返す。情報は光の速さで送られるが、光速がいくら速いといってもたかだか3.0×10^8 m/sでしか伝わらない。光ファイバー内ではもう少し遅くなる。だから、ユーザーのアクセスを近場のサーバーに誘導して物理的な距離を縮めれば、それだけページ表示も速くなる。しかもホントのサーバーの負荷も軽減できる。さらにさらに、サーバーを分散させているのでDDoSといった攻撃の負荷も分散できてしまい、ホントのサーバーを守ることができる。

ナニコレ凄い。考えた人天才でしょ。

インターネットという黒魔術

 

最近AIが黒魔術化しているという記事を読んだ。

www.itmedia.co.jp

これと似たようなことがインターネットにも言えると思う。

インターネットの仕組み、スマホ部品、無線技術、そしてアカマイのことは知らなくてもインターネットは使える。

例えば、Twitterはするけどインターネットは利用していない」という認識の人がどうやらいるらしい。

togetter.com

でもこれってなかなか恐いことじゃないだろうか。

その意味で、この本はアカマイという会社について教えてくれるのはもちろん、アカマイのやってることを解説するためにインターネットそのものの仕組みを分かりやすく教えてくれる。

ますます魔法化するテクノロジーの正体を知ることは非常に重要だ。